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黎明の子、明けの明星よ、あなたは天から落ちてしまった。
もろもろの国を倒した者よ、あなたは切られて地に倒れてしまった。

                                    ――「イザヤ書」第十四章十二節

千年の期間が終ると、サタンはその獄より解放される。
                                  ――「ヨハネの黙示録」第二十章七節


26日、27日の二日間を利用して、久しぶりに関西に旅行に行ってきた。
昨年の9月以来だから、約半年ぶりの帰洛・帰阪ということか。
本当はもっと頻繁に「F-CON」にも参加したいのだが、いま少し時間と予算が頂けないことには難しいのだよ。

まずは、サンダーバードに乗り「京都」駅まで。
そのまま終点の「大阪」まで行かなかった理由は、「京都駅前駿河屋」で名物・丁稚羊羹を買うためである。
「駿河屋」という名前の和菓子屋(あちこちに暖簾分けされたため)京都各地にあるのだが、
この丁稚羊羹は京都駅前の「駿河屋」にしか置いていない。 (´・ω・`)系列が違うのかしら?



それで、この丁稚羊羹。 大きな栗がゴロっと入っていて本当に美味なのだ。
京都に行ったら、これを買わずして帰ることはできない。


丁稚羊羹を購入後は、そのままJR線と地下鉄御堂筋線を乗り継ぎ「心斎橋」駅まで。
今回のメインイベント「心斎橋・難波・日本橋ぐるりお買いものツアー」……の前にランチタイム(*´∀`)



心斎橋でランチと言えば、やはり「北極星」のオムライスを置いて他にはあるまい。
閣下がオーダーしたのは「明太子とシーフードのオムライス」。
醤油風味の明太子ソースがたっぷりとかかり、卵のなかにはイカやアサリなどの魚介類がザックザク。 美味。
さすがは老舗。 伊達や酔狂で80年以上もの間、オムライスを作り続けているわけではない。


食後は、「まんだらけ」「WEGO」「サンキューマート」「とらのあな」などを回り、ショッピングタイム。
「WEGO」は福井にもあるが品揃えは大阪のほうに軍配が上がるし、
東方Project関連のグッズやアレンジCDの新譜は、やはり前述のような専門店に出向いて購入する必要がある。
特にアレンジCDは(イベント自体は延期となったが)「博麗神社例大祭」の時期ということで、新譜も多い。
今回購入したアレンジCDのレビューに関しては、次回以降の記事で。 まだ全部聴いていないしな。


16時過ぎには地下鉄堺筋線と阪急電車を乗り継ぎ、再び京都へ。
今回のメインイベントのひとつである「閣下と美味しいトンカツを食す晩餐会」である。
場所は、恐らく京都で一番有名なトンカツ専門店「かつくら」。 学生の頃、よく食べに行ったお(´-ω-)しみじみ。

参加メンバーは、私、ピロんげ、会長閣下、ヒラキ氏、および「サークルcelestial」の柊氏。
特にヒラキ氏は遠く愛知県からの参加である。 ありがたいね(´・ω・`)



写真は、閣下がオーダーした「桃園豚ロースかつ膳」。
お値段はいささか張るが、せっかく京都くんだりまでやって来たのだから多少の贅沢は良いよな。
肉厚だが、とてもやわらかくジューシーで、ほのかな甘みが感じられる。 まさに絶品。

しかしながら、「桃」で「豚」ということで、もはや比那名居 天子しか浮かばない
素晴らしく美味であるトンカツをつかまえて、「てんこ豚」呼ばわりする我々。 最低である(笑)。

晩餐会のあとは、東方ヴォーカルアレンジ限定のカラオケ。
らむだーじゃん(「RegaSound」)の人気に嫉妬。 会長閣下と私とで、ほぼ唄い尽くしてしまった。


夜は、適当にインターネットカフェに泊まろうかと考えていたのだが、
ピロんげの好意で自宅に泊めてもらうことに(*´∀`*)ワーイ。
自宅は東山区だと聞いていたので、「祇園あたりの町家かな」と思っていたのだが実際は渋谷通の坂の上
すぐ隣は「豊国廟」。 思いきり人里離れた山奥である。 ギギギ、傾斜がツラいお。

ともあれ、深夜の突然の訪問にも関わらず、温かく歓迎してくれたお母様。
翌朝の食事まで用意していただき、本当に有り難うございました。 たらこおにぎり(´∀`*)美味しかったお!


ということで、約1年ぶりの「F-CON」参加のレポートは次回。
2011.03.30 /
現実の人間に絶望した古代キプロスの王・ピグマリオンは、あるとき自らの理想の女性を彫刻しようと思い立つ。
制作が進むにつれて、次第に自身の作品に恋心を抱くピグマリオン。
「もしも……もしも、彫刻が生命を得て動き出したなら」――彼は、彫刻が人間となることを神に願った。
美の女神・アフロディーテは彼の一途な願いを聞き届け、石像に生命を吹き入れた。

人間となった彫刻――ピグマリオンが夢想した“完璧な願望”。
――その名は、ガラテア。


りおんは、サラマンダー・シンドロームの感染者である。
これは本人も自覚しているし、周知の事実だ。 実際、彼女が両親と離別するに至った原因でもある。
しかしながら、同時に彼女は“もうひとつ別のシンドローム”の感染者でもあった。
ウィルスはりおんの潜在意識で眠り続けた。 彼女に自覚させることも、周囲に知覚させることもないままに。

りおんは、根暗な自分の性格が嫌いだった――「もっと快活で明るい性格になれたなら」
りおんは、孤独が嫌いだった――「たくさんの友達に囲まれて、皆から慕われる人間になれたなら」
りおんは、上手くレネゲイドの力を扱えない自分が嫌いだった――「もっと自らの異能と向き合えたなら」
りおんは、何の取り得もない自分が嫌いだった。

もっと、もっと、もっと!

りおんの衝動に、彼女のなかで眠っていたウィルスが――ブラム=ストーカー・シンドロームが応えた。

りおんは無意識のうちに、一体の《血の従者》を作り出していた。
通常、従者は自我も知能も持たない。 ただ、主人が下す命令に忠実に従うだけだ。
だが、りおんが作り出した従者は違う。 主人の無意識が生んだ従者は意識をもつ――自我を有する従者。
主人と同じ容姿をもち、主人の願望を忠実に表す人の形。

りおんが無自覚に作り出した、自律行動を行う血の従者――それがガラテアの正体である。
ピグマリオンがガラテアを彫刻したように、りおんは自身の知らぬ間に自らの“完璧な願望”を作り出したのだ。


ガラテアは強い。
サラマンダー・シンドロームとブラム=ストーカー・シンドロームの力を自在に操ることができる。
その力に目をつけたFHは、彼女をセルリーダーとして迎え入れることを決定した。
しかしながら、強大な力をもつガラテアにも、ひとつ致命的な弱点があった。

いかに自我をもつ血の従者という特殊な存在とはいえ、従者である限りは主人との繋がりを断つことはできない。
すなわち、主人であるりおんが(何らかの理由により)死亡すれば、ガラテアもまた消滅するということだ。
“自身の心臓をUGNが手元に置いている”――これはガラテアにとっては言い知れぬ恐怖であった。

主人を――高嶺 りおんを拉致し、暗闇の世界に一生幽閉してしまおう。

光の当たる“表舞台”に出るのは、ガラテアだけでいい。
気に病むことは何もない。 りおんはもともと“裏舞台”の住人ではないか。
彼女は、霧谷の気まぐれで暗い闇の世界から引きずり出され、高校生という茶番を演じさせられているのだ。
適材適所――これは、りおんを“もとの世界”に戻してやるだけだ。 りおんもそれを望んでいるだろう。

こうして、ガラテアは春日 恭二らFHエージェントを率いてF市にやって来た。


以上が今回のシナリオの内容である。
要は「無意識に作り出した血の従者が、自我をもち、主人に危害を加えようとしている」という話だな。
ドッペルゲンガーのようで、ちょっとホラー風味(*´ω`*)

最初のプロット、というかシナリオの切欠は「僕の彼女が、実は血の従者でした」というワンフレーズ。
それを捏ねくり回しているうちに、今回のようなシリアルな話になってしまった。
久しぶりに『ダブルクロス』をやったが、やはり現代ステージよりも平安京ステージのほうがやり易いかな。
次は、「平安京物怪録」を導入して伝奇風味なシナリオを作ろう。
2011.02.20 /
日曜は恒例の「TRPGをする会」に参加。
今月は久しぶりに、『ダブルクロス』(the 1st Edition)のゲームマスターをやらせて頂いた。


高嶺 りおんは、特殊な境遇をもつ少女であった。
生まれながらにしてサラマンダーシンドロームを発症し、幼少よりその異能の力を周囲に発現していた。
両親はそのような彼女を忌避し、UGN管理下の施設に預けることを決める。
特殊な境遇――ではあるが、UGチルドレンの生い立ちとしては、ありがちなストーリーであった。

だが、彼女はそのままUGNエージェントとなるべく訓練を受けた、というワケではなかった。
りおんは両親が忌避した自らの力を嫌い、レネゲイドの力を上手くコントロールすることができなかったのだ。
UGNは人道的な組織である。 訓練を拒絶する者に訓練を強要するようなことはしない。
結果として、りおんは外界から隔離され“篭のなかの鳥”として17歳までの年月を育てられることとなる。

とはいえ、いつまでも現状のままで良いとは霧谷 雄吾――UGN日本支部監査部局長は思っていなかった。
りおんは高校に通い、普通の17歳として、普通の人間としての生活を経験するべきだ。
これまでは、その幼さゆえに彼女がレネゲイドの力を暴走させてしまうという事態を恐れていたが、
りおんももはや子どもではない。 善悪の判断もできるし、分別もある。

――こうして、高嶺 りおんは市立F高校へと転入することが決まった。
F高校にはUGNの民間協力者であるPC1が在籍しているし、UGNエージェントであるPC2も教師として送りこむ。
万が一の有事――りおんが“暴走”した場合――における対応策も用意されていたのである。


一方でUGNは、りおんに関するきな臭い情報も得ていた。

“ディアボルス”春日 恭二を含むFHの特殊部隊が、先ごろF市に侵入・潜伏し謎の策動を行っているということ。
そしてその特殊部隊を統率する指揮官は、りおんに瓜二つの少女であるということ。
UGN管理下の施設に存在する少女が、他方でFHの特殊部隊を率いている――これは一体どういうことであろうか。
春日と浅からぬ因縁をもつPC3は、UGNのF市支部長の命を受けてFH特殊部隊に関する調査に乗り出した。

そして、PC4は望月の夜にひとりの少女と出会う。
(PC4は知る由もないが)りおんと同じ顔をもち、黒衣をまとうその少女は“完璧な理想”(ガラテア)と名乗った。
少女は馬鹿に明るい声で、快活に、満面の笑みを浮かべて――PC4に巨大な火球を投げつけた。
まるで虫けらを殺すがごとく。 そこには罪の意識もなければ、躊躇の念もない。


「嘘! 嘘! 嘘よ! 優しい言葉なんて全部欺瞞に決まっている!
 あなたも、心の奥では私のことを嘲笑っているのでしょう? “親に棄てられたカワイソウな女”だって!
 自分のレネゲイドの力も満足にコントロールできない役立たずだって! 根暗な不細工だって!
 そうよ、その通りよ! 私なんか生きていても仕方がない……死んだほうがマシなのよ!」


根暗で、何事にも悲観的、己のレネゲイドの力を忌避する“史上最強に面倒くさい女”――高嶺 りおん。

「私はアイツよりも快活だし、チャーミングでプリティだし、アイツと違って自らの力もちゃんと扱えるわ!
 FHにおける地位だって名声だってある! アイツみたいに独りじゃないもの。
 私のほうがアイツより優れている! ねえ、あなたもそう思うでしょ? 私のほうが“イイ女”だって!」


快活で、何事にも楽観的、己のレネゲイドの力を最大限に利用する“史上最強にウザい女”――ガラテア。

彼女たちは一体何者なのであろうか。
長くなったので、真相編は次回。
2011.02.16 /
日曜は、毎月恒例の「TRPGをする会」に参加。

今年最初のセッションは『ビーストバインド トリニティ』のプレイヤー。
ひとつ前の版である『New Testament』は幾度となく遊んだが、新作は今回が初めてである。
今回のシナリオは、リプレイ『人魔邂逅 ~エゴイスティックユートピア~』掲載の「水底からの挑戦」を使用。
キャラクターの作成に関しては、時間の都合によりサンプルキャラクターを使用した。

同リプレイを購読した諸君はご存知だと思うが、今回のシナリオは“海底王国の地上侵略”がテーマである。
このテーマを聞いて閣下が思った言葉は、実に「日本を侵略するでゲソ!」であった(笑)。
そういうワケで、ここは意趣返しということで
イカ娘を大勢率いて海底王国を侵略し返すイカルス星人、というキャラクターでもやろうかと思ったが
初めて遊ぶ不慣れなゲームシステムだし、さすがに色々とヒド過ぎるので自重した。

私のキャラクターは、基本ルールブック掲載のサンプルキャラクター「池袋のキング」を使用。
サポーター/ハーミット(ロード)ということで、判定の振りなおしや達成値操作を主する支援型キャラクターだ。

設定としては、道教の祟り神・太歳星君の弟子である仙女。
都内の道観「太歳宮」の女主人で、他者に「人生の試練」と称して不運を与える老婆。 またババアか
以前にも似たようなキャラクターを演じたことがあるが、道教の神様は結構魅力的なものが多い。
ちなみに、一部のアーツを《崩壊のマニフェスト》などに取り替えて“災禍”を演出している。
「嗚呼!不運にも空から金だらいが!」 名のある凶神の祟りが金だらい……良いのか、それで(笑)。


遊んでみた感想だが、ゲームシステムとしては『New Testament』よりは理解し易かったかな。
言うなれば『ダブルクロス』と『異界戦記カオスフレア』を足して2で割ったような、そういう印象を受けた。
世界設定面でも「フェザー」という要素が加えられ、遊び方の指針が明確に示されていることは良い。

しかし、F.E.A.R.社は「[登場]するたびにゲージが増加(減少)する」というシステムが相当お好きのようだ。
『ダブルクロス』から始まり、『天羅WAR』にも搭載されたシステムである。
確かにこれは精練されてはいるが、そればかりを採用していては「どれも似たような」ゲームになってしまう。
やはり、これからの時代に向けた、革新的なシステムを編み出ししてほしいと期待するところである。

面白いゲームシステムではあるので、また遊びたいね。
2011.01.11 /
新年明けましておめでとう御座います。
雪深い北陸の地から、謹んで新春の御慶びを申し上げます。 

今年の抱負はどうしましょうかね。 3つほど目標を立てておきますか。

● 「F-CON」に参加する
なんだかんだで、昨年は5月以降「F-CON」に参加できず終いであった。
今年こそは、なんとか「F-CON」に参加したいところである。
とはいえ、時間的・経済的な問題もあるし、どうなるかは分からないね。
4月からのお仕事は、どうも県外に遠出するためにはいろいろと制約を受けるらしいし(´-ω-)

長期間、関西に顔を出さないままでいると“過去のヒト”認定されかねない。 ……それは嫌だな(笑)。


● 映姫さまのコスプレをする
ピロんげが八雲 紫のコスプレをしていたのだが、これが大層羨ましくてねぇ。
私も、大好きな四季映姫・ヤマザナドゥのコスプレをして、「F-CON」でゲームマスターをやりたいものじゃ。
問題は、ゆかりんと異なり映姫さまの衣装はミニスカートであるということ。 誰得だよ、オイ

その昔、「あたりんぼう」の企画でメイドのコスプレをやったことがあるが
実は閣下、わりとコスプレの類は好きなのよね(´ー`)フフ。


● 拙作を出版する
コレ、毎年言っているような気もするな(笑)。
今年こそ同人誌出版して、コミケに「F-CON」のブースを出したい(´・ω・)ね、ピロんげさん。


そんな感じで、今年も宜しくお願いいたします。
2011.01.01 /