伏魔殿より愛をこめて

~ 『熾天使長閣下の華麗なる業務日誌』 ~

光の聖女伝説

2月度の「F-CON」は『アサルトエンジン』のプレイヤー。
同作品は富士見書房のウェブサイトで無料公開されている、ファンタジーRPGである。

キャラクターは学園機関アサルトエンジンに所属する生徒であり、
人類の守護を使命とする超越者(ハイランダー)となる。
学園に持ち込まれる依頼や、教師から与えられる課題をこなしながら、
人類の仇敵である始祖(ジェネシス)、変異種(モルフ)やクリーチャーと対峙する。

正直、世界設定はファンタジーRPGにありがちなパターンだとは思うが、
「ウィル」というヒーローポイントを使用したベットシステム(賭け要素)はなかなか斬新。
具体的に言うと、まず仲間の行為に対して他のプレイヤーが任意の数のウィルを賭ける。
行為判定が成功すれば賭けたウィルが倍になって戻り、失敗すればボッシュート。

ウィルは行為判定の振り直しやダメージの増加等に使用するため、
一度賭けに失敗してウィルがなくなると、途端にジリ貧になってしまうのだ。
ちなみに、セッション中は各自このようなシートとマーカーでウィルを管理する。
まるでカジノで遊んでいるようだ。



私のキャラクターは[ベース:エレメンタラー][アザー:プロミネンス]。
生きながらにして列聖された修道女。正真正銘の聖女である。

修道院において敬虔な祈りを捧げる毎日。 その時、彼女は神の声を聞いた。
その内容は「お前が死ねば、世界に恒久の平穏がもたらされる」
ただし、自殺や愚かな戦いによる死では意味がない。
預言に相応しい強大な相手と熾烈に争い、全てを賭し、その末に死を迎えること。
ゆえに、彼女は自分に相応しい死に場所を求めている――全世界の平和のために。

なぜこのような設定になったかと言えば、キャラクターの[背景]をランダムに決定した際に
[運命:高潔][瑕疵:死にたがり]と出たからである。
「高潔な死にたがり」って何やねんということで、上記のような尼さんとなったのだ。

恐らく私が聞いた声の主は、神ではなく悪魔に違いない(笑)。

ちなみに設定こそ高潔ではあるが、セッション中は隙あらば開運のツボを売りつけ、
ツボの購入を拒んだ者を「悪魔だ、クリーチャーだ」と罵る詐欺師みたいな女
であった。
演じているのがアタクシだから仕方ないね(´・ω・`)


初めて遊ぶゲームだったので、データ面は経験者の星住氏にほぼお願いした。
威力の高い《フォアフロント》を《スフィア・エレメンタラー》でばら撒きつつ
《プロスパリティ》《ブリリアンス》で味方を支援、ウィル枯渇による息切れを防いだ。

ちなみにキャラクターレベル4にして、行動値は驚異の21。 私には誰も追いつけないよ!
尋常ではない速度から《神の怒り/Wrath of God(10E)》たる《フォアフロント》で
盤上の敵を薙ぎ払っていく姿は、正しく聖女であったに違いない。

ちなみに、セッションはシナリオ2本立てで
1話目は鉱山を舞台としたダンジョンもの、2話目はシティアドベンチャーであった。


総じて、よく出来た良いゲームシステムであると思う。
これほどの作品がウェブサイトで無料公開されているとは、私は全然知らなかった。
ひと通りルールも把握できたし、他にも使ってみたいシークエンス、アーツがある。
機会があれば、また遊んでみたい。
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遊星からの物体BBA

1月度の「F-CON」は『墜落世界』のプレイヤー。
一応、『極楽艦隊・逆襲編(パラダイス・フリートRPG)』の用意はしたのだが、
参加希望者が居らず不成立であった。 むむむ、やはり古いゲームは人気がないのかしら。
「宇宙船に乗るゲームを持って行ったのに、飛ばずに地上へ墜落しました」ということか

今回の私のキャラクターは科族の渉外部。
変異が《生命感知》《加速》《散光》《電撃》と、お世辞にも有能とは言えない反面、
悪性変異が《部分麻痺》《手欠損》と微妙に嫌らしい。 ランダムだから仕方ないね。
まあ、そもそも渉外部の時点で、戦闘は得意ではないのだけれども。

科族の名前は元素記号に由来する、という命名法上の決まりがあるので
金属中最大の電気伝導率をもつ銀を選択。 名前はシル婆(しるばあ)。 シャレかよ
額に2本の触覚をもつババアで、電撃を自在に操る。
生体電流を感知したり、自身の神経に電気を流して亜音速で行動することも可能。

ちなみに、セッション開始時に各キャラクターひとつずつ資産を貰えることになった。
個人資産・全体資産を問わず好きなものを、ということだったので
私は科族専用の「良心破壊機」をチョイス。
使用することで、カンパニー全員の【攻撃】を+2するという強力な資産である。
戦闘中のババアの仕事は、至ってシンプル。
白目を剥き、口から泡を噴きながら、カチカチカチッと狂ったようにボタンを連打するだけ


他にも強力な資産で武装した我がカンパニー。
計6名も居るし、これは今回は全滅することはあるまい、と思ったのであるが
最初のフィールドイベントで、空から墜落船が降ってきて爆散
あまりにお約束な展開であるが、ババア以外全員[行動不能]になる。

キャラクター作成直後で資金がない我らには、
街区に戻って回復してから出直す、という選択肢はない。
いきなりジリ貧になってしまった一行であるが、そのまま宇宙船に乗り込み探索開始。

そして、あえなく全滅
資産と変異を駆使したものの、やはり全員の【生命点】が1では如何ともしがたい。
運にも見放され、ハザードは暴発させるわ逃走判定には失敗するわ。
今から思えば、プレイングミスもいくつかあったな。
まあ、キャラクターがゴミのように死んでいく様を愉しむのも、また一興か。


『墜落世界』、たいへんお勧めしたい逸品なのであるが、如何せん入手が困難。
私も基本ルールブックは所持しているが、サプリメントの『正面衝突』は持っていないしな。

銀河よ止まれ、私は美しい

2015年最初のコンベンションは、「レガシーゲートウェイ」。
新春なので、気合を入れて朝5時に起床し、1時間かけてお化粧して行ったというのに、
宗蔵氏から頂いた御言葉は「スゴい絵面」。 酷い話だとは思わないかね(笑)?
まったくもう、閣下泣いちゃうわー(´・ω・`)

参加したゲームは、F.E.A.R.社の新作『エイジ・オブ・ギャラクシー』。
ゲームマスターは星住晴美氏。 参加希望者が多く、当選倍率2倍の人気卓であった。
同作品は『スターレジェンド』の後継という位置付けで、根幹のゲームシステムはSRS。
宇宙船に乗るのではなく、宇宙船を“着る”(艤装化する)という、
なんとも「艦隊これくしょん」を彷彿とさせるスペースオペラTRPGである。

私のキャラクターは、調停者/工作員/強化人間(各1レベル)。
名前は“人造美神”クレオパトラ・ビューティー
全身を義体化し“永遠の美”を手に入れた、サイバネティック・ボディコンである。
恐ろしいまでに美しい容姿と、超新星爆発の衝撃波にすら耐える頑丈な身体をもつバケモノ。

かつては、とある辺境の小惑星の王族であった。
身分を捨て、富を捨て、愛する者達を捨て、人間としての生をも棄てた彼女が欲したモノは、
この宇宙のどこかに存在するであろう †美貌† の碑文字、ただそれのみである。
その碑文字を手にすることができれば、彼女は正真正銘の「銀河一の美女」になれるだろう。

《天誅》を使用して攻撃を行い、《守護天使》《皮膚装甲》で防御。
《南の風》で味方を支援し、《後方支援》《予備脳》で判定をサポートする。
良く言えばマルチに動くことができるが、悪く言えば器用貧乏で決定打に欠けるかな。
まあ、データを詳しく読み込んでいる時間はなかったから仕方ないね。


シナリオは、ルールブック付属の「銀河辺境への道」。
公式シナリオなので詳細は伏せるが、碑文字によって暴走した宇宙要塞により、
辺境の開拓惑星を次々に全球凍結させられてしまうという内容である。
『スターレジェンド』では「抹殺者」という反地球勢力が敵だったが、
今作では碑文字の力により変質した怪物・クリーチャーと対峙することになる。

戦闘ではプレイヤーキャラクター側に《火星》の加護が1つもなく、
ダメージロールの増加が出来ずに大変苦戦した。
キャラクター作成段階でプレイヤー同士よく相談しておけば良かったと反省。
そう考えると、万能加護である《地球》を得られる地球人は優秀なクラスだと思うわ。

SRSを搭載したことで『スターレジェンド』よりも遊びやすさは格段に向上している。
だが、SFやスペースオペラは、どうしても万人受けしないジャンルである。
『エイジ・オブ・ギャラクシー』が広く長く遊ばれるようになるには、
並みのゲームシステム以上に手厚いサポートが求められるのではなかろうか。

業務日誌を再開します

突然ですが、2015年からblogを再開します

そもそも、私がこのblogを更新しなくなったのは
大阪から福井に居を移したことで、TRPGに触れる機会が激減したためである。
もともとこの“業務日誌”は、私が遊んだセッションのレポートを書き記す場所なので、
セッションを満足にできない環境では、意味を持たないのだよ。

現在の私はといえば、県内でも京阪神に近い町に住んでいるので
その気になれば毎週末でも遊びに行くことができる。
自動車で山を越え、電車に1時間以上揺られる必要があるが、
かつて特急列車に乗り往復1万円かけて通っていた頃に比べれば、天と地ほどの差である。

当面の間は「F-CON」には毎月参加できそうだし、
余裕があれば、いつもお世話になっているサークルに遊びに行くこともできる。
セッションの機会は(学生の頃程ではないとはいえ)以前より格段に増えた。

ということで、来年からはまた、セッションレポートを中心に色々と書いていこうと思う。
twitterが流行っているこのご時勢にblog?と思われるかも知れないが、
140文字制限では書ききれないこともあるからね。
需要があるかどうかはさておき、私自身がまたblogを書きたくなったというのもある。

そういうことで、2015年も宜しくお願いします

ちなみに再開するにあたり、blogのデザインも従来のものから変更した。
現在以降作業中なので、あちこちレイアウトが崩れているかも(´・ω・`)許してね。

捩じ切れ!ネジ子さん

この記事は「TRPG SNS」より移植されたものです。
同SNSでは、私は「四季映姫・ヤマザナドゥ」を名乗っています。



こんにちは、四季映姫・ヤマザナドゥです。
本日は余暇を利用して『Mage:The Ascension』のプレイヤーをやってきました。

このゲームは、現代社会を舞台に、さまざまな流派に属するメイジ(魔法使い)が
お互いに対抗しつつも、人類全体の覚醒を目指すというものです。
海外生まれで、しかも結構古いゲームシステムなのですが
『Vampire:The Masquerade』の姉妹品といえば、御存じの方も居られるでしょう。


私の今回のキャラクターは、縊ヶ原 ネジ子(くびりがはら)という女子高生でした。

容姿は金髪ツインテールの正統派美少女なのですが、
素手で鉄筋コンクリートの壁をブチ破れるほどの怪力を持つ超絶生命体です。
(【筋力】が6で、<格闘>が5レベルでした)
光輝くオーラをその身にまとい、世に蔓延る悪漢たちと対峙する聖戦士。
必殺技は、慈悲の心をもって悪漢たちの頭部を(素手で)捩じ切ることです。

そんな彼女の知性はスライム並みで、頭脳は壊滅的に腐っています。
ロクな発想をせず、口から出る言葉はすべて明後日の方角へとブッ飛んでいきます。
お馬鹿ゆえに毎年落第し続けており、いつまで経っても学園を卒業できません。
しかも、彼女は不老の肉体を持つため、
文字通りの「永遠の女子高生」と成り果てているのです。 もはや妖怪です

ちなみに、そんなネジ子嬢なのですがバッチリと「ヒロイン枠」を狙っています。
臆面もなく自らを「正統派魔法少女」と呼称するほどの図々しさで。
人の話は一切聞きません(むしろ聞けません)。
(本人は善意のつもりで)要らないことばかりをして状況を悪化させます。

破滅的なまでのウザさです
何より恐ろしいのは、これがプレイヤーキャラクターであるということですね。
嗚呼、ネジ子は人類には早すぎたのです……っ!


私も、かつては魅力的で可憐な美少女キャラクターや
スタイリッシュで格好良いキャラクターをたくさん演じたものです。

ところが、最近演じるキャラクターは今回のネジ子のような
それこそ頭のネジが数本吹き飛んでいるとしか思えないようなヤツらばかり。
私は一体いつから、こんな困ったちゃんになってしまったのでしょう。
私も老いた、ということなのでしょうか。

ちなみに、セッション自体はとても楽しかったです。
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