伏魔殿より愛をこめて

~ 『熾天使長閣下の華麗なる業務日誌』 ~

2010年03月の記事

東方弾櫛笥 ~ Stronghold of the Dragon.

3月度の「F-CON」は、『東方ゆうやけこやけ』のゲームマスター。

閣下は『ゆうやけこやけ』のゲームマスターをするのは実に3年半ぶりで、ルールブックも所持していない。
今回は、当日の朝にピロシ氏から一式お借りしたのだが、それでもなんとかゲームマスターが務まる。
『ゆうやけこやけ』は覚えることが少ないから、簡単で良いですな。

今回のプレイヤーキャラクターは、射命丸 文、犬走 椛、東風谷 早苗、そして永江 衣玖。
全員、原作に登場するキャラクターである。 ……しかしながら、相変わらず霊夢は人気がありませんな(苦笑)。
シナリオは3話構成。 本当は2話構成だったが、時間が余りそうだったので急遽1本追加した。


第1話は、春の陽気が訪れた幻想郷に、真冬の大寒波が戻ってきたという話。
早苗は山の神様二柱に命じられて、衣玖さんは異変を面白がって見に行った天子ちゃんを探しに幻想郷へ。
射命丸と椛は、寒波により花が枯れそうでブチ切れ寸前の風見 幽香に“お願いされて”異変を調査する。

大寒波ということから、4人は一様にレティ・ホワイトロックの仕業ではないかと疑う。
しかしながら、当のレティは季節外れの吹雪によって瀕死の状態であった。
“あるべき自然の姿”を体現する彼女は、本来ならば既に役目を終えて次の冬まで眠りに就いている頃である。
しかしながら、この異変により幻想郷の自然が歪められ、彼女は眠るに眠れない状態にあったのだ。

この冬の異変の元凶は、氷の妖精チルノ。 彼女は、とある洞窟の中で煌びやかに輝く玉手箱を見つけた。
玉手箱を開けた途端、チルノは中から噴き出した紫色の謎の煙に包み込まれてしまう。

この煙を吸い込んだ者は、本来の力を何倍にも増幅することができる。
圧倒的な力を手に入れEXチルノとなった彼女は、「冬が続けば大好きなレティと離れずに済む」と思い
幻想郷に再び冬をもたらしたのだ。 その行為が、当のレティを苦しめているとも知らずに。


第2話(急遽追加した話)は、春の陽気が訪れた幻想郷に、突如実りの秋がやってきたという話。
この異変の元凶は最初からバレバレだが、皆が大好きな秋姉妹である(笑)。
彼女たちもチルノと同様に、謎の玉手箱から噴き出た煙により、圧倒的な秋パワーを得ていた。

しかしながら、あまりに強すぎる力を抑えることができず、
「飢饉を司る程度の能力」を暴走させる穣子と、「落葉を司る程度の能力」を暴走させる静葉、
EX秋姉妹と化した二柱の神が、幻想郷全体を枯れ果てさせようと目論むのであった。


第3話は、そんな玉手箱を回収するべく天界から海神 乙姫(わだつみのおとひめ)が降りてくるというお話。
彼女は黄金色に輝く、空飛ぶ巨大な天守閣(竜宮)に乗って幻想郷に現れた。
しかしながら、「玉手箱の回収」は表向きの目的。 乙姫様の真の目的は別のところにあった。

かつて、助けた亀に連れられて天上の竜宮へと訪れた瑞江浦島子(浦島太郎)。
その地で彼は、乙姫と楽しく過ごした――のではなかった。 伝承と事実は若干異なっていた。
瑞江浦島子は乙姫ではなく、助けた亀(の妖怪)に恋をした。 そして、2人は手を取り合い竜宮から逃亡したのだ。

竜宮を離れる際に、彼らは至宝である玉手箱を持ち去っていった。 
「持ち主に圧倒的な力を付与する」と謳われた魔具――それが、竜神が作りし玉手箱である。
もし竜宮からの追っ手が現れた際には、玉手箱を使って撃退しよう――そう考えていた。 ……だが、悲劇は起きた。

玉手箱の煙の効果は、生身の人間には強すぎたのだ。 煙を浴びた瑞江浦島子は、耐え切れずに自壊してしまう。
残された亀の妖怪は自らの愚かさを恥じた。 愛する人を失った淋しさから悲嘆に暮れた。
そんな彼女は、胎内に子を宿していた――瑞江浦島子との子どもを。 それは、最愛の浦島子の忘れ形見。
亀の妖怪は、幻想郷へと逃げ込み妖怪の山に身を隠して、女の赤子を産んだ。

――それが、河童の河城 にとりであった。 

ある日、その事実を乙姫は知ってしまった。

自らを裏切った瑞江浦島子と亀の妖怪。 既に彼らはこの世を去ってしまっている。 もはや彼らに復讐は出来ない。
しかしながら、彼らの子ども――河城 にとりは生き残っている。
親の不始末は子が背負うものではないか? 乙姫は、長年溜め込んだ憤りを、にとりにぶつけることにした。
そして彼女は空中要塞型竜宮により幻想郷へと現れた。 にとりもろとも、妖怪の山を吹き飛ばすために。


ということで、今回のシナリオは竜宮伝説をテーマに、玉手箱にまつわるお話を3つ遊んでみた。
あまり『ゆうやけこやけ』らしくないというか「東方Proect」らしくないというか。 まあ、私の趣味が全開だな(笑)。
「にとり=浦島子と亀の妖怪の子ども」というのは、やはり無理があるか。 河童も亀といえば亀だけれど。
ちなみに、第3話の弾幕戦では早苗さんが巨大ロボット「非想天則」を起動し対峙。
巨大ロボットと巨大空中要塞の対決という、よく分からない戦いが繰り広げられることとなった。

とりあえず、ゲームマスターをやってみた感想としては「なかなかに難しい」。
他のゲームシステムと異なり『ゆうやけこやけ』は、終盤どうやって盛り上げるかに悩まされるね。
弾幕戦といっても結局は[ふしぎ][想い]の削り合いになりがち。 これをどう魅せるかがカギになるのかな。

「東方Project」はネタに困らない題材なので、またシナリオを作りたいところである。
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