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伏魔殿より愛をこめて

~ 『熾天使長閣下の華麗なる業務日誌』 ~

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タイヨウのうた

日曜は、11月度の「F-CON」開催。
これまで京都の「イエローサブマリン」を会場としていたが、故あって同店とは決別することとなった。
新天地として我らが選んだ場所は、大阪は「大淀コミュニティセンター」。
「サークルcelestial」のオープン例会開催場所として、一躍有名になった会館である。

今回使用した第4・第5会議室の収容人数は計48名。 「イエローサブマリン」のほぼ2倍だ。
これでどれほど多くの参加者が来ても大丈夫! 多い日も安心!
……と思いきや、この日の参加者はスタッフ含めて計10名。 どういうことなの……

まあ、どういうこともこういうことも、同日には他サークルのコンベンションも開催されていたし
空模様もあまり宜しくなかったし、なによりウェブでの宣伝を怠りすぎた。 次回は死ぬ気でやるわ。
それでも2卓成立。 静かで快適、とても贅沢な環境でセッションを行うことができた。
私は、『ニルヴァーナ』のゲームマスターをやらせて頂くことに。


シナリオの舞台は、シンハラ神聖帝国僻遠の高層都市バビロンタワー。
雲間を突き抜けるほど高くそびえる“塔”。 『アルシャード』の積層都市バルトロマイみたいな感じ。
帝都カムバルクからも遠く離れ、軍部の影響力も低い。 戦乱とは縁遠い比較的平穏な街だ。
そんなバビロンタワーに、ある日突然、帝都から“名将”と名高いアーゲンベイン将軍が赴任してくる。

将軍の赴任理由は、表向きは「バビロンタワーの治安強化」。
だが、真の目的はタワー中枢部にある特殊デバイス(レガシーである)を使用して
巨大情報管理システム「ケルブレム」を掌握し、あらゆる有益な情報を引き出すことであった。
情報を制する者は戦いを征する。 ケルブレムを支配下に置くことは、全世界を掌握するに等しい。
シンハラ神聖帝国軍は、“神の塔”を舞台に“電脳の神”に戦いを挑んだ。

だが、ある日突然その計画は、アーゲンベインの一存により“軌道修正”が行われる。

バビロンタワーの場末の酒場には、ひとりの歌姫が居た。
彼女の名はカグラ。 聴く者の心を振るわせる、奇跡の歌を唄う機械族の少女。 まあ初音ミクだな
機械族はバーラトでは“モノ”として見做される。 彼女もまた“唄う人形”として扱われ続けてきた。
長い長い放浪の末に彼女が辿り着いた場所こそが、このバビロンタワーであった。
塔の住人たちは、カグラを“ひとりの歌姫”として受け入れてくれたのだ。
彼女の歌は、この灯の消えた涅槃の世界をまばゆく照らす――太陽のごときものであった。

そして、そんなカグラとアーゲンベインが出会ってしまった。

実際のところ、カグラはただの機械族ではなく《イミテーションソウル》を持ったレガシーである。
彼女が発する“声”は特殊な音波であり、聴く者の精神にさまざまな作用をもたらす。
カグラ本人は自身の正体について自覚していないが、アーゲンベインは彼女の“正体”を見抜いていた。
聴く者の心に作用する“音”。 言い換えるならば、聴く者の精神を自由に支配することができる“音”。
それを、ケルブレムのネットワークを利用して、全世界に配信するとしたら――?

全ての生きとし生けるものが、カグラの“声”に従い、盲目的に従順に――平穏に生活する世界。
ケルブレムとカグラを利用すれば、そのような理想郷を作り上げることができる。
具体的には、全人類を対象に《ワールドイズマイン》を使用する、という感じだろうか。


ということで、クライマックスフェイズでは、カグラを誘拐し悪用しようとするアーゲンベインと対決。
カグラを支配下に置いているアーゲンベインは、彼女の能力を自在に引き出すことができる。
具体的には、毎ラウンドインフィニティデザイアを連発して複数回行動してくる。
まあ、「長期戦は不利」と判断したプレイヤーキャラクターたちに、一気に畳み掛けられてしまったが。


今回のシナリオは、「ニコニコ動画」のこちらの動画を見ていて思いついたものである。



クライマックスフェイズで、アーゲンベイン将軍はプレイヤーキャラクターたちに言い放つ。

「カグラの“歌声”だって? 愚かしいにもほどがあるな。
こいつはただの機械族――言ってみれば、楽器と何の変わりもない“モノ”にすぎない。
“カグラの歌声に勇気付けられた”だと? フン……それはただのマヤカシだ。 催眠音波の効果だ。
こいつが発するのは“歌”ではない。 ただ、機械が発する音の連続にすぎない。」


まあ、初音ミクには催眠効果はないが(笑)、その他の要素は今回のカグラと通じるところが多い。
ヴォーカロイドが唄う歌は本当に「song」(歌)なのか、それともただの「sounds」(音の連続)なのか。
“歌”とは何かを考えると、結構深いものがあるように思う。
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